地域の健康と美の担い手として

医療に貢献した Queen Emma を尊敬してます。

歯のホワイトニングについて

ホワイトニングは主に過酸化水素や過酸化尿素等を用いて、歯に沈着した色素を分解し、白さを元の色調に近い状態に変化をさせる処置です。
白い歯は見た目がキレイというだけではなく、見た目を若くするアンチエイジング効果もあります。
ホワイトニングを継続しないと、色は後戻りするため、定期的にクリーニングや追加のホワイトニングなどが必要です。

当院では、発熱量の少ないLEDタイプのホワイトニング用ライト(BRILLICA)を使用しているため、ハロゲンライト式に比べて熱による刺激や痛みが抑えられます。



  • ◆注意事項

  • ホワイトニングで歯は白くなりますが、それは元の歯の色に近いもので、陶器や紙のような白さにすることはできません。
  • 詰め物や、被せ物等の人工物の色は変化しません。そのため、これらの色調の違いが目立つ場合は再治療の必要があります。
  • ホワイトニングの効果や作用、持続時間は個人差があり、すべての方が絶対に歯が白くなるという保証はありません。
  • 薬物(抗生物質等)による変色、神経がない歯、金属による変色など、原因によっては効果が出にくい場合もあります。
  • ホワイトニングにより、知覚過敏、歯肉のひりつき、歯の痛み等を生じる可能性があります。これらは一時的なもので、通常数時間から数日で回復します。
  • 虫歯や知覚過敏は、ホワイトニングを行う事でさらに悪化する可能性があります。
  • 虫歯や歯周病がある場合、ホワイトニングができない場合があります。この場合は治療が優先されます
  • 顔面や頭頚部の美容施術後はホワイトニングができない場合があります。
  • 妊娠中、授乳中、または妊娠の可能性が高い方、未成年者は、ホワイトニングできません。
  • 下記の疾患がある方は、ホワイトニングができない場合があります。
    膠原病、無カタラーゼ血症(高原病)、喘息、ヘルペス、光線アレルギー、心臓疾患(ペースメーカー使用)、顎関節症など
  • ホワイトニングにより、歯の白濁が現れることがありますが、これは歯に元々あったものが、ホワイトニングで強調されたためです。
    数日経つとまわりに馴染みますが、気になる場合は、歯科医師・歯科衛生士にご相談下さい。
  • ホワイトニング後2時間は酸性の飲食物(柑橘類、炭酸含む清涼飲料、お酢、ビタミンC、梅干し、ヨーグルトなど)を避けて下さい。
  • ホワイトニング後48時間は、濃色の食品(コーヒー、茶、コーラ、赤ワイン、カレー、ベリー類、チョコレート、調味料など)はとらないで下さい。
  • タバコは吸わないで下さい(葉巻、パイプ、キセル含む)。また、色の濃いうがい薬は使用しないで下さい。
  • 下記の薬剤を服薬中の方は、オフィスホワイトニング用ライトにより、発疹や掻痒感、口腔周囲の粘膜の腫れや痛みが伴う可能性があります。
    向精神薬、筋弛緩薬、抗ヒスタミン薬、抗菌薬、抗真菌薬、消炎鎮痛薬、降圧薬、抗糖尿病薬、風疹治療薬、抗腫瘍薬、白血病治療薬、高脂血症治療薬、前立腺肥大治療薬、光化学治療薬、抗リウマチ薬、ビタミン剤、クロレラなど